わたしが初めて紅茶の美味しさに気づいたのは、名古屋・高岳にあるワインバー&カフェ マゼンタのオープンスタッフとしてお手伝いをする事になった時。
紅茶専門店TEA・MODEの紅茶を代表自らが淹れ方を教えてくれたそのお茶。
当時20代前半の美味しい淹れ方を知らない私は、砂糖を多めに入れて、ビスケットを浸けて食べる、以外で紅茶を飲む事は無かったほど、無知だったわけですがこの時の紅茶の美味しさが衝撃的でそれから数年後、紅茶の仕事に携わることになります。
おそらく、この時飲んだのはオリジナルブレンドティー、アッサムCTC と ダージリンTGBOP のブレンドです。
CTCとは、Crush(Cut),Tear and Curlという製造過程の略で、砕いてひき裂いて丸める、という意味。
チャイなどのミルクティーによく使われるこのお茶は、アッサムティーのコクがしっかりと出ます。
不思議とこの丸い形状が崩れる事はありません。
またTGBOPとは、Tippy,Golden,Broken,Orange,Pekoeの略、大きさのグレードです。
オレンジペコ はオレンジの香りがする茶葉ではなく、大きいリーフを示しています。
あと、もう一つ同じように勘違いされ易い あまりにも有名なアールグレイ
こちらはアールグレイという茶葉がある、と思っている方が本当に多いのですが(わたしも昔はそう思ってた、、いや、それを考えるほど紅茶に興味もなかった)、アールグレイとはベルガモットの柑橘系の香料を付けたお茶のこと、グレイ伯爵 に由来するそうです。
様々なお茶にアールグレイの香りが付けられ売られています
…あれ、ダージリンの話を書きたかったけど、このままだと長くなりそうなので、、それはまた次回にします。
さて、カラダの酸化を抑えるお茶(一葉茶)を目覚めの一杯にいただいてきます!